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[パルメット]よく食べるので成長も早い2[飼育日記]

今回はハムショーで購入したコーンスネーク・パルメット♀の成長記録です。
9月に購入してから3カ月、ずぼらな自分にしてはまめに給餌していい感じに成長してるな~と思っています。
給餌間隔は3,4日に一回、温度は最低部分が22~23度、パネルヒーター直下は35度くらいでシシバナと同じような環境です。
排泄をしたら給餌するというサイクルで飼育すると2,3日に一回の給餌となるのですが、結構な頻度で食べない日があるので、一日空けてからやるように今はしています。
排泄してお腹が凹んだとしても「今日はまだお腹が減っていません」という態度をとるので、隣のケージでシュッシュと餌を欲しそうに暴れまわっているシシバナがどんどん大きく成長しています。

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一回の吐き戻しやトラブルもなく安心サイズ一歩手前ぐらいまで成長しましたので、後は初めての冬を無事に過ごせることが出来れば今後も大きな問題は起きないことと思います。


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ハッチリングサイズの時は全部グレーぽっかったのですが、今は鱗に色ものりはじめ白い鱗とのコントラストが綺麗に出てきました。


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どこかのウェブサイトに頭に日の丸があるパルメットが載せてありましたが、うちのは頭半分がグレーになりそうです。
これはこれで個性的で面白いなと期待しています。


そう言えば最近ヘビ飼育初心者の友人からハンドリングについて教えて欲しいという質問がありました。
確かに自分がコーンの繁殖を始めてから沢山の人にこの質問をいただいていましたが一度もブログでは触れたことがなかったです。
中々静止画では説明が難しいですし、今はハンドリングの説明に向いている個体(暴君)がいないためどうしようか考え中です。

また、アシストや強制給餌に関してはコーンスネーク中級者にも有用な情報ですし、初心者の方で初めて買った個体が餌付け前だった場合や拒食した場合にも非常に役に立つと思いますのでいつか詳しく書きたいと思っています。
いいモデルがいればいいのですが今はブリードも中止していますし、餌付け前拒食の気に入った個体が来年にでも入手出来ればいいのですが。
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コーンスネーク

[パルメットとは]歴史と考察[なんぞ?]

そう言えば以前にスケールレスという品種の説明や歴史を載せましたので、今回はパルメットについても書いておこうと思います。
自分も分からないことだらけなので調べながら書いているのですが、不確定な要素も多く、現在も塩基配列レベルでの科学的な議論が続いているようです。
間違っている箇所や新しく解明されたこと、他にも気づいたことなどがあればいつでもお気軽にコメント下さいませ。


1、初めて見つかったのは?名前の由来は?
2008年、突如としてコーンスネークに関するインターネット情報交換サイトに登場し、その独特の容姿から注目の的となりました。
画像を投稿したサウスカロライナ州のスネークキーパーによってその個体は販売されましたが、その時点ではコーンスネークであるという情報は記載されていなかったようです。
その後新しいオーナーに引き取られ、サウスカロライナ州木とされるヤシの木(Palmetto)からその品種名がつけられました。
コーンスネークは見た目から品種名を名付ける傾向が多いので、初めて見聞きした時は「どの辺がヤシの木っぽいんだろう?」と思っていましたがそういうことだったんですねー
IMG_2611.jpgピンボケ


2、ハイブリッド?
これはかなり議論を重ねられているようですが明確な答えは見つけることが出来ませんでした。
ハイブリッドだと仮定すると一番混ざっている可能性が高いとされるのはブラックラットかテキサスラットスネークだそうで、これらを比較対象として専門家達は活発に意見を交換しています。
よく話題に出ていたポイントは、
A、頭の形はコーンスネークっぽい
B、鱗の数もコーンスネークっぽい
C、見た目はコーンのようなのでこれ以上の判別はDNA鑑定しかない
といった感じで、議論には分子生物学に関連する人達や自分で全ゲノム配列を決定・比較(~数百万)しようとする人までいて、さながら研究所の会議を覗いているようでした。
私もどちらかというと表現型よりも遺伝型に重きを置くタイプなので、こういう議論は非常に興味深いです
IMG_2612.jpg少し大きくなりました。


3、外見の特徴、模様はどうなってんの?
やはりパルメットが人気の訳はその特徴的な外見にあると思いますが、どうやって白いボディーに赤や黒の鱗が散りばめられたような体色になるのでしょうか。
調べてみたけど分かりませんでした・・・情報をお持ちの方は教えてください。
色の変異としてアメラニやメラニズム、ザンティックやアネリ等があるかと思いますが、これらは色素細胞の持つ遺伝子に何らかの変異が生じることでその表現型が現れます。つまり色素細胞自体の生成には問題がないということらしいです。
リューシズムの生物学的な定義ははそれらとは違い、色素細胞自体の分化に異常を来す為、あのような体色に変化するようです(何故色素胞自体の分化を阻害するとあの体色になるのかメカニズムをご存知の方は教えてくださいm(_ _)m)。
ただペット業界ではリューシスティックやブリンドル、白色体色の黒目やマーブルなんかも一括りで表現されることが殆どですし、実際にこのような研究分野はまだまだ未発見の宝庫なので自分で何がどうなっているのかを研究してみるのも面白いかもしれません。

話はそれますが、皆さんは一昔前によく見た「ルビーフレックル」という品種をご存知ですか?
パルメットと同じような体色で品種固定できたら面白いのにと密かに思っていたのですが、所持しているブリーダーさんから聞いたところによると全く遺伝子ないそうです。
つまりルビーフレックルの正体は「キメラ」なんだと思います。お腹の中に子供(胚)がいる時に何らかの理由で違う表現型の細胞同士(子供同士)が混ざってしまい、それが偶然発生した結果ああいった個体が生まれます。
子孫に受け継がれないのは残念ですが、その分偶然と奇跡の産物っぽくて私は大好きです
IMG_2614.jpgお腹にもぽつぽつ色が入るっぽいですが、うちのは白が多そうです。


4、飼育は簡単?
全くノーマルのコーンと変わりないと思います。本当に餌食いが良くて安心しています(切実)。
スケールレスは以前に飼育何度は普通と書いたのですが、やはり環境の変化に対する抵抗が強くないといいますか、ある種のブラッドレッド(ディフューズ)やブリザードなんかに似たような虚弱な部分に加え、鱗がないというハンディも感じました。
いずれにせよスケールレス、パルメットともにまだ数個体で短期間しか飼育を経験していませんので、違いを感じ次第報告していきたいと思います。


5、遺伝するの?
前々回ぐらいの記事で「うちのアネリパルメットヘテロがゴーストっぽい」と書いてしまったのですが、よくよく考えてみるとパルメットは不完全優性でした。
つまりヘテロでも表現型として体色がハイポのように赤が強く出る体色になります。
あと購入する時にブリーダーさんが「パルメットは目がチャーミングなんだよ」と教えてくれたのですが、海外サイトの解説を見ていてようやく理解しました。光彩がライトグレーなんですね。
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初脱皮はきれいに一本脱ぎでした。脱皮の前日でもお構いなしで、一日おきに餌を食べています


今後の予定ですが、なんとか日帰りで行ける距離にイベントが見つかりましたので参加してみたいと思います。
とりあえず以下の2つは電車のチケットも押さえました!!
Terraristikmesse Karlsruhe
Reptilienbörse Ulm
多分会場は撮影禁止で画像はお見せできませんが、日本語で検索しても全くヒットしないような未開拓イベントなのでレポートも後々書きたいと思っています。お楽しみに!!
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コーンスネーク

[日本のコーン事情]誰か教えてくださいm(_ _)m[今どうなっているの?]

復活に伴って嬉しいことにブログを訪れてくれる方も少しずつ増えているような気がしています
ハムショー以来、くすぶっていた爬虫類熱が再燃し、コーンに関する他のブリーダーさんのブログや、情報交換サイト、また最近のイベントの動向なんかも積極的に見ているのですが、いくつか気付いたことがあるので今回はそれらについて考察してみたいと思います
日本には2年ほど帰っておらずあくまで想像ですので、最近のイベントや詳しいショップに行かれた方がいらっしゃいましたら、現状を教えていただけると嬉しいです


1、ブリザードやホワイトアウトなどの白ヘビたちが数年前と比べてかなりの数が殖やされ、市場に出てきている?
これは複数のブログで繁殖記事を見つけることが出来ました。私が出品していた時には、欲しい方は会場前に並んだりしないと入手できないぐらい超品薄状態でしたが、現在のイベントでは少なくともブリザードは安定して供給されているのではないでしょうか?
それとも、同じダブル変異体のスノーと比べると未だに価格が数倍違うのは品薄状態を物語っているのでしょうか。
何故これほどまでに価格が暴騰しているかについてですが、
①単純に白ヘビ(黒ヘビも)はコーンスネークに限らず人気
②ブリーダーが少ない(増加しつつある?)
③体質的に弱い個体が多いので、ベビーで販売された後には不幸にも命を落としてしまうことが多い
④③のような個体が育って種親となった場合、産卵数が少なかったりスラッグを産む確率が上がる
等の理由が挙げられると思います。個人的には素晴らしい表現型をもったモルフが高く評価され、また、長年に渡り価格も維持されているのは素晴らしいと思いますが、③や④といった次世代に渡って悪影響を及ぼしかねないマイナスな理由が含まれているのは残念です。
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ホワイトアウト作出の際には、両親共にディフューズの表現型を用いなければ、子供がホワイトアウトかブリザードかの区別がつかなくなると思っています。この点を踏まえるとホワイトアウトと断定できるベビーがコンスタントに販売されるのにはまだ時間がかかるかもしれませんが、区別のつかないベビーはそこそこ出始めているようです。私も以前に区別のつかない個体を殖やし、過去記事のキリ番記念の際に特価販売しました。また他のブリーダーさんもブリザードとホワイトアウトの間くらいの価格(ブリザード価格?)で放出されているのを見かけましたので、運の強い方はホワイトアウト狙いで購入するとお得かもしれませんね


2、迷ったらとりあえずテッセラ
これはドイツでのイベントに参加した際にも実感しましたが、優性遺伝は広まるスピードが半端なく早いです。この変異は色ではなく模様の変化ですので、他の色彩モルフとの相性が良く、「劣性遺伝するモトレーやストライプをかけるならとりあえずテッセラでもかけておこう」となるからです。
ボールパイソンにおける沢山のモルフや、レオパにおけるエニグマのような、「とりあえず一回子供をとるだけで後々の世代まで引き継いでいける」素晴らしい変異だと思います。今のところテッセラにまつわる障害などは見つかっていませんし、どんどん広まると面白いですね。


3、パルメットが安くならない
正確には安くなってきてはいるのですが、価格の落ちていくカーブが他のモルフに比べてかなり緩やかです。昔どこかの本?ネット上?で見たような記憶があるのですが、パルメットを作出したブリーダーが価格を安定させるために最初は雌しか販売しなかった、ということがあったと思います。日本でももろにこういった影響を受けてか、繁殖しているブログは見つかりませんし、未だに6桁価格は余裕でキープされていると思います。
本当に素晴らしいモルフなのでハムショーでは是非とも手に入れたかったのですが、スケールレスと両立するのが難しかったので(所持金的に)次回以降の課題としておきます。値段相応、本当に面白いモルフです。
パルメットとはなんだ?という方は英文ですが下記のサイトが歴史も含めて分かりやすかったです
https://www.twreptiles.com/palmetto-s-corns


4、ノーマルが見当たらない
近年、テッセラやパルメットなどの優性、不完全優性遺伝も加わって、大ミューテーション時代が幕開けしたといっても過言ではないほど様々な模様や色彩を纏ったコーンが販売されていますが、その一方で、ノーマルを販売するお店が激減しているようにも思います。少なくともハムショーでは数えるぐらいしか見ませんでした。
つい数年前までは、ダブルホモの変異体を作出するのに「F1で表現型がノーマルの子供を採って」・・・と、ブリーディングプランを綿密に練らないとノーマル祭りになってしまうほど沢山産まれ、沢山販売されていたのですが、今ではスケールレスやパルメットでさえ何かしらとのコンボモルフとして販売されているから驚きです。
110901 Ph x Anノーマル祭り


昔ぶりくらのスタッフさんのひとりが、「ノーマルが一番いい」と仰っていたのを最近よく思い出し、爬虫類という趣味を長く続けてこられた方の究極に深イイ言葉だなと感じるようになってきました。
特にスケールレスなんかはミューテーションのインパクトとしては素晴らしいものがあると思うのですが、その反面、ヘビというか生物としての不自然さや歪さも醸し出していると思います。
自分たちのいる趣味のフィールドでは、カラフルで人為的に作られた個体ばかりを集めそこに価値を見出しがちですが、生物が長い長い進化の過程で獲得してきた本来の体色や模様を実際に飼育し、成長と共に感じることも高尚な一つの楽しみ方なんだなあと思います。


そういえば最近近所に爬虫類ショップを見つけ、ちょうどマウスも切れかかっていたので買いに行ってきました。
日本の検索エンジンでは上位にヒットしないのですが、ドイツ製のパソコンをたまたま使っている時に見つけました(仕事中に共用のパソコンで爬虫類を検索した結果偶然見つけた)。
http://www.terraristik-muenchen.de/

総合ではなく個人がやっているお店で、カチューシャを装備したタトゥーのイケメン店長とその息子?(小学生くらい)が対応してくれたのですが、「冷凍マウスありますか?」の問いに対して「何にやるの?その生き物の大きさどのくらい?」と、初心者の方にもアシスト体制万全のお店でした。
こんな近くに親切なお店が見つかってよかったです。また行きます

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コーンスネーク

[スケールレスについて]不思議な変異体[調てみた]

こんにちは!
そう言えばスケールレスの説明を一切しないままブログに投稿したので、「なんじゃこりゃ?」と思う方がいるかもしれません。
スケールレスというのはその名の通り「scale=うろこ」+「-less=ない」とう意味で、鱗のない表現型のことを指します。
最近の変異体としては抜群のインパクトを誇るスケールレスですが、いったいどれぐらいの歴史や謎があり、現在までに解明されているのでしょうか?
自分も勉強不足だったので調べてみました。


1、最初に見つかったのは?
1942年のウエスタンガータースネークで、野生個体のようです。
その後、1971年にゴファースネークで見つかったようです。
コーンスネークではフランスのチームが2002年に、エモリーラットとの交配によるハイブリッドスネークを作出する過程で偶然出たようです。その後コーンとの戻し交配が行われ、アメリカなどにも広まっていったと考えられます。


2、遺伝するの?
少なくともコーンのスケールレスは劣性遺伝します(他の種も劣性遺伝するようですが、全てかは分かりません)。個体?系統?によっては鱗が少し残るものもいるので、この辺がクオリティを評価する要素として扱われるようになるかもしれません。


3、飼育はノーマルと変わらない?
現在私は飼育を始めたばかりですが、特に通常のコーンを飼育する感覚で問題ないようです。ただ、個体を殖やす過程で近親交配を繰り返していると思われますので、ブリザードやブラッドレッドなどの品種でよく言われるような虚弱体質や胃腸疾患を含むインブリードによる弊害は多少なりともあると思います。
鱗がないと動きが変と言われていますが、私がハムショーで確認した個体は全て腹板(お腹の鱗)が確認できました。現在の”スケールレス”という名で流通する変異はお腹の鱗に影響を与えないようです。
また、科学者達の間では鱗がない分身体から水分がより多く蒸発するのでは?との指摘もあります。この疑問に関しては未だ科学的に証明されておらず、どのように身体の湿度を保っているのかは非常に興味深いポイントです。ですが現在のところ、特に沢山水を飲んだり、高い湿度を維持しなければいけない、ということもなさそうです。


4、他のヘビもスケールレスはいるの?
現在では様々な種類でスケールレスが確認されています。
上述したガーターやゴファー、またテキサスラットやボールパイソン等はコーンよりも先にペット市場に流通しだしたのではないでしょうか?どれもまだまだ高価で少数ですが、日本でも入手可能になってきています。

IMG_2337.jpgスケールレスアバランチ(スケールレス+アメラニ+アネリ+ディフューズ)の♀
この個体だけ抜群に餌食いがよく、めきめき成長しています。

他にも不思議に思う点などありましたら調べますので教えてくださいm(_ _)m
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コーンスネーク

ご無沙汰しております

ご無沙汰しておりますm(_ _)m
更新しなければと思いつつも、画像がアップロード出来なかったため、放置が続いておりました。
このままではだめだと思い、携帯からメモリーカードをぶっこ抜いてデータを取り出すことにいたしました。
画像はたくさん撮っていますので、暫くはここ最近起こったことを数回に分けて書き綴っていこうと思っております。


今年もコーンの交配は順調でした。
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ダイジェスト版で申し訳ありませんが、だいたいこんな感じであります
ぶりくら市では、コーンのモルフ核種に加え、ブラックラットの交配・産卵も順調ですので、販売予定です。
また、勝手に増えた水草(アマゾンフロッグピット、ウイローモス(予定))も持って行きたいと思います。

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コーンスネーク

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