[久々の更新]サマータイム後はいつも忙しくなる[繁殖状況2023]
- 2023⁄05⁄31(水)
- 22:13
ぎっくり腰が再発しました

どうやって対処をするかを前回学んだため、2日ほどで割と動けるようになりました。
加えて、「ぎっくり腰 治し方」をYoutubeで検索し、秘伝のマッサージをひたすら学んで実践したことがかなり効果的だったように思います。
ここ数カ月は実験よりもデスクワークが多く、一日中座りっぱなしで体勢を変えることがなかったのが良くなかったのだと反省しています。
今年は早めに起こして早めのベビー獲得を目論んでいたのですが、脱皮の時期が思うように調整出来ず、結局去年と同様の日程で行うこととなってしまいました。
脱皮や排卵の時期は身体が覚えているのでしょうか?どうにかして季節を感じているのか・・・
早く起こしたからと言って早く繁殖の用意が整う訳ではないということを身をもって実感しました、不思議です。
折角早めに起こしたのですが、また忙しい時期にベビーの餌付けがかぶるとなると今から(私の)体力を蓄えなければなりません。
ということで今年は多忙な時期との重なりを考え、コーンのみの繁殖にしました。
チャパナメラはずっと繁殖を狙っており、冬眠明けから一か月(脱皮)ごとに計3回の交尾を確認しましたが、抱卵には至りませんでした。
販売元のブリーダーや他のチャパナメラブリーダーとも連絡をとって去年と今年の繁殖スケジュールを確認してもらいましたが、2人共何故うまくいかなかったのかは分からないとのこと。
来年どうするかも相談しましたので、またその辺はブログで紹介していきたいと思います。
母親の不妊の可能性がどんどん上がってきているように感じますので雌をもう一匹購入することも検討中です。
今年のラインナップですが・・・
1) パルメットヘテロアメルアネリ x アメルヘテロパルメットスケールレスetc
パルメットの品種改良に向けてそろそろ動こうと思い、2021生まれの子供を使用してバッククロスを行いました。
堅い組み合わせですので、1/2がパルメットの表現型になります。
アネリパルメットとアメルパルメットも数匹ずつ出るのではないかと期待しています(確率は1/8と1/4)。


うちのパルメット♀は本当に優秀で沢山の綺麗な卵を産んでくれます。
産卵床には全く産んでくれませんが、性格も大人しく、卵詰まりもなく、産後の立ち直りも素晴らしいです。

結構数も取れたので、1/32の確率で出るスノーパルメットも夢じゃないのでは!?
2) ハイポヘテロパルメットスケールレスetc x アメルヘテロパルメットスケールレスetc
言わずもがなスケールレスパルメット狙いの大穴です(1/16)。
雌は6,7匹キープしていますが、今年の繁殖は一匹だけで試し掛けです。
母親が小さいために卵は6個しか確保できませんでしたが、全て順調に発生しています。
ヘテロ祭りは"なにがでるか"非常に楽しみです^^
卵と交尾の画像はありませんが、パルメットに掛けた個体が父親です(赤い方)。

6月10日はハムショーに参戦します!
既に3匹受け取り予約していますので、部屋のスペースを確保中です。
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- コーンスネーク
[タカサゴナメラ]霞を食べて生きるヘビ達[ペルシャナメラ]
- 2023⁄03⁄21(火)
- 07:43
職場が大規模なハッキング攻撃を受けました。
現在も職場内のネットワークは全て遮断され、ネットにつなぐことが一切出来ません!!(*`へ´*)
IT部署からの情報だと、完全復旧まで一か月ほどかかるとかなんとか・・・
私が所属する部署でも、オフラインだとかなりの仕事が制限されるため、余った時間でただただパーティすることしか出来ません(?)
ドイツはEUの中心的役割を担っていることもあって敵対する国も多そうですし、今後もこういうことが頻繁に起こる世の中になって来るんでしょうか(-ω-;)
交尾から一か月が経とうとしていますが、チャパナメラの体型に変化がありません・・・
まだまだ諦めるのは早い!ということで、冬眠明けの初脱皮後にもう一度チャレンジしました(先人の繁殖記録から逆算すると、やっぱりこの時期に排卵しているはず)。
またまたあっさりと交尾はしたのですが(画像は撮っていません)、これで上手くいくのかどうか不安の毎日です。
餌は爆食していますし、ハンドリングの際には噛みつこうとしてくるぐらい気が荒くなっているので(マタニティブルー?)、繁殖の兆候かと思っているのですがどうなんでしょうかね・・・
殖えてくれ、チャパナメラ!!
ある人は言いました(in FB):「私にとってタカサゴナメラはコーンスネークやボールパイソンよりもずっと飼いやすい」、と・・・と!!!
私はマンダリーナことタカサゴナメラを餌付け前の状態で入手し、四苦八苦しながらも何とか飼い始めて2年以上が経とうとしていますが、彼等がアダルトサイズになってからは段々とその意味が分かってきたような気がしています。
その理由は彼らがとにかく省エネで、餌を食べている個体であればほぼ放置で構わないということに起因するのですが、そうだとしてもインドの僧侶もビックリするぐらいの量しか食べてくれません。
それでいて体型や体の色艶・張りは健康的に保たれているため、同じ部屋で2、3日に一回餌を欲しがるシシバナやクリボーを見るたびに何とも言い表すことの出来ない不思議な気持ちになります。

タカサゴナメラ♂
何を食べて生きているのか?というぐらい省エネなヘビ
冬眠明けで痩せておりますが、既にマウスを食べ始めているので体型もすぐに戻ると思います。

タカサゴナメラ♀
雄雌ともにそこそこ仕上がったので、今年は繁殖に挑戦します(四川ロカリティ)
アダルトになるともっと黒化するかと思っていましたが、いつ写メを撮っても映える明るい体色を保っております。
カブトムシの幼虫を飼育している人はこんな感覚なんでしょうか?
そして彼等は一体何からエネルギーを得ているのか・・・不思議です。
元々ハンドリングはあまりしない私ですが、彼らの場合は完全な観賞用であっても、その美しさから飼育のモチベーションは衰えることを知りません。
クセの強いヘビではありますが、本当に良いヘビですヽ(´▽`)ノ
ちなみにEast Chinaロカリティはまだまだ小さいため、冬眠させずに成長を促しております。結局食べませんが・・・
性成熟するまで5年かかると言われましたが、本当っぽいことを身をもって体験しております。
一方で、タカサゴナメラと同じくらい手がかからないのがこちらの方。

ペルシャナメラ♀
コンパクトに収まりつつもギラギラに輝く黒!!控えめに言って・・・めっちゃカッコイイです。
昨年は交尾をさせずに繁殖を中止したつもりでしたが、それでも体力が有り余っていたのか、無精卵を沢山産んでしまいました。
その後も思い出したような頻度でしか餌を食べなかったのですが、冬眠明け直後の今でさえ、しっかりと仕上がっています。
シシバナ達はこれでもかという程食べさせても産卵後にはゲッソリ、冬眠前にたらふく食べさせても明けにはペッタンコなため、同じヘビでもこんなにも燃費が違うのかとペルシャナメラには驚かされます。
そこそこな数の問い合わせが来ますし、無精卵を産むぐらいなら今年は交配させても良いかもしれません。
が、この手のヘビは餌付けが面倒なのと、意味不明なことで餌を食べなくなることが多々あるため、それを理解した上で購入してくれる人を探すのも一苦労です。
皆さま既にご存知かも知れませんが、アカミミガメの規制が6月より始まります。
飼育されている方、滑りこみ飼育を検討されている方は今一度概要をご確認ください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/regulation/jokentsuki.html
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- ヘビ(コーンスネーク以外)
[ミュンヘンには夏がない]おはようヘビ達[春、秋、冬、そしてめっちゃ寒い冬]
- 2023⁄03⁄07(火)
- 00:34
暖かくなってきま・・・・せん!!
本来なら暖かくなってきましたね!と言いたいところですが、こちらは未だにマイナスの気温を連日記録しています。
既に冬眠から起こして繁殖準備に備えているグループはいる一方で、残りのメンバーをいつ起こそうか、3月の予定と相談しながら考え中です。
最近かなり忙しいため、ヘビのコンディションも考えながら、無駄なく計画を組まないと後々大変なことになりかねません。
今年はエネルギー問題からドイツの光熱費は爆上がりするのではないかと戦々恐々しています。
ドイツでは光熱費の支払いは一年に一回のため、支払う額の多さに毎回ビビるのですが、今年は予め家主からだいたいの支払いの目安が既に送られてきています。
心の準備をするための作戦なのでしょうが、温水代と水道代で13万円くらいになりそうです。
ドイツでは温水(お湯)代というものがあるのですが、これも如実にエネルギー不足の影響を受けていますね・・・。
まだ電気代の請求はまだ来ていませんが、先が思いやられます(´Д`)
チャパナメラよ、頼むから殖えてくれ!!!(心の叫び)

フレイムのブルスネークは素晴らしい体色になってきました。
「炎!」と表現するよりは、淡く揺らめく桜色のシャンパンを彷彿とさせます。
ピンドン入ります!(๑˃̵ᴗ˂̵)

ブラックテールクリボーの♀(多分)はもうすぐ1mに達します。
日本に帰るまでは衣装ケースで過ごしてもらう予定でしたが、このままの成長速度だとすぐに窮屈になりそうでマズいですね・・・
テキサスインディゴも雄雌で全然食べる量が違うのですが、Drymarchon属に共通の特徴なんでしょうか??


寝起きで不機嫌かと思いきや、繁殖に向けてダビドナメラは爆食スタートをきってくれました。
お腹がパンパンですが、彼等はおそらくワイルドからのF1で、胃腸がかなり強いのですぐに消化します。
脱皮が終わりましたら、お見合いを開始予定です。
- category
- ヘビ(コーンスネーク以外)
[今年は早起き]チャパナメラ・ダビドナメラ[2024ブリーディング計画始動!!]
- 2023⁄02⁄17(金)
- 00:19
14日はバレンタインでした。日本ではお馴染のイベントですが、ヨーロッパではそれほどでもないようです。
私は甘党でシンプルな物が好みなため明治のホワイトの板チョコをよく食べてたのですが、バレンタインに50枚ほどもらったことがあります。
他にも色々なネタチョコがありましたが、一番はチョコレートグラミーでしょうか・・・(食べ物ですらない)。
そう言えばチョコレートと名の付く生き物って結構いるため、そればかり集めるマニアもいたりするのでしょうか。気になります。
今年はチャパナメラとダビドナメラの2大看板を早起きさせ、昨年の失敗を踏まえて色々と試してみることにしました。
ダビドナメラはまだ餌も食べ始めていないため、画像はありません。ご了承くださいませm(_ _)m
ちなみにダビドナメラの由来であるDavid氏について少し調べてみましたが、宣教師であることが分かりました。宣教師!?
ダビドナメラ以外にも様々な動植物の発見に貢献しているようで、彼の名前を冠したシカなんかもいるそうです
宣教師であり動物学者であり植物学者のデイビッド氏ご興味のある方はどうぞご覧ください。
https://en.wikipedia.org/wiki/Armand_David
昨年は交尾を確認出来たにもかかわらず、チャパナメラが卵を産んでくれませんでした。

詳細なブリーディングの報告がネット上のどこを探してもないため、今年は販売してくれたブリーダーの情報をもとにして早めの時期に交配をかけることにしました。
(ちなみに私が購入したブリーダー氏は雄雌を巨大なケージで年中一緒に飼育しているため、いつ交尾したか分からないとのことです。)
排卵の時期がよく分からないため、今年は抱卵が確認できるまで2,3週間おきの交配を考えています。
卵子と精子のだいたいの生存期間を考慮し、これぐらいの間隔で数を打てば当たるのではないかと・・・
冬眠前に交尾させるのも考えましたが、今年がダメなら来年はそれでトライしてみます。
どちらかorどちらも不妊という可能性もあるかもしれないため現在もドキドキしていますが、とりあえず納得のいく方法で試していこうと思います。

交尾を確認した翌日には雌がいつもの倍量のマウスを食べましたので、本人(本蛇)もやる気になったのではないかと震えています(歓喜)。
日本人初の繁殖に向けて昨年からもう一歩(抱卵)、さらに一歩(孵化)と進みたいところです。

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[マウスが職場に届いた]インディゴ達はまったり成長中[私の出勤前に]
- 2023⁄01⁄24(火)
- 18:56
クリスマス前に注文したマウスで一悶着ありましたが何とか手元に届きました。
今回はドイツのペットショップだったのですんなり届くかと思っていたのですが、年明け(3日)に追加料金を払ってくれとのメールが来ました。
○○○ユーロ以上で送料無料というサービスがHPに掲載されていたのですが、年末年始はちゃんと届くか分からないので速達+あちらの指定する運送会社を使ってくれとのこと・・・
「そんなんどこにも書いてないやん・・・」と思いながらも仕方ないので追加で3000円ほど払いました(ドイツは送料が高い)。
そして「速達でもいつ届くかは保証できない」と言われていたので、気長に待とうと思っていたのですが、翌日の朝7時台に到着していたようです・・・職場に・・・
年末年始の夜更かしで生活リズムのおかしい時に早朝に職場にいることはなく、ですが幸運にもたまたまいた受付のおばちゃんが受け取ってくれました。
そしておばちゃんは「ドライアイス在中」の文字をみて緊急性を要するものだと思ったらしく、ビル内にいる研究者を呼び出し中身を取り出してすぐに冷凍庫へ移動するように促したようです・・・
呼び出された人は梱包を開けて中に入っている注文書(冷凍マウス900匹)を見るやいなや私の私物だと気づいてくれたとのことでした。
その開封した人は偶然にも日頃から仲良くしている隣の部署の秘書さんだったので、私が職場に着いたと同時に爆笑しながら教えに来てくれました。
その日は一日中職場でイジられたので、次回はもっとバレないように慎重に注文します(反省)。

ブラックテールクリボー(BTC)が大きくなりコントラストがしっかりしてきました。
テキサスインディゴスネークよりもよく食べているので、このままだと1mもすぐかと思っていたのですが、冬の訪れとともに食べる量が減少中です。
体長のわりにスリムなので、動きは速いです ('ω'≡'ω'≡'ω'≡'ω')

テキサスインディゴスネークはゆっくりと、ですがめきめき成長中
BTCに比べるとさらにシャイな感じがします。
飼育して4カ月が経ちましたが、口が小さいために思っていたよりも食べる量が少ない気がします(客観的に見ると結構食べています)。
また、シュウダやナンダといったヘビ達の南米カウンターパートとして説明されることが多いため気の荒さは覚悟していましたが、荒くないどころか、この4カ月で噛みつくそぶりや鼻を当てるような威嚇行動すら一回も見ていません。
尻尾ビチビチはしょっちゅうしていますが、どうにもある程度の大きさに育つまでは非常に気の弱いヘビのような気がします。
コラリスことイエローテールクリボーは属中で一番アグッレシブという情報のため飼育をしないと自分に言い聞かせていましたが、これなら全然いけそうなため心が揺らいでいます。グラグラです。
おまけ
元気に成長中のドウキョウナメラはホッパー(小)を食べられるようになりました。と思ったらしっかり(!?)吐き戻したので、暫くはファジーで数を多めに与えます。
お腹が減っていればファジーを2匹食べるのですが、パンパンのお腹でヒーターの上に移動して暖をとっています。
現在は幼少期限定の斑紋も消えかけており、ドウキョウナメラの代名詞とも言える若草色が発色しかけはじめています。

以前


ほんの一か月ほどでこんなに体色が変化!
そして緊張の性別判定の結果ですが・・・・・
ちび達は両方共雌でした!!! ああああぁぁぁぁぁぁああああ・・・・!!!
親と合わせて雌3匹となってしまったので早速交換募集をかけたところ、たった数時間で3件ものオファーがありました(あと知らない人から励ましのメールが2通)。
全部USからですが!!!
一方で今年の春から繁殖にとりかかるというお便りをドイツの別の人から頂いたりもしたので、とりあえず希望は捨てずに気長に待ちつつ引き続き探していきたいと思います。(USの人と交換も最終的にはありですが)
どこに出しても恥ずかしくないように仕上げておきますが、あんまり長いこといると愛着が湧いてしまいそうです。
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- ヘビ(コーンスネーク以外)